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「INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE」見てきました [(ネタバレ注意) プレイ日記]

今回は公開から少し遅れてしまいましたが、「インディペンデンスデイ: リサージェンス(IDR)」を見てきました。

本作はそのタイトルからも判る通り、「インディペンデンスデイ(ID4)」の続編で、あの侵略戦争を史実と前提した上でその20年後の現在を描いた映画です。
そのため当時のエイリアン船の残骸や装備から未知のテクノロジーを得た人類は現代とは較べようのない科学的進歩を遂げており、また当時の主要キャラクターもその多くが20年後の姿で再登場します。
「ID4」でWill Smithの個性が光った海兵隊のヒラー大尉が遺影だけの登場となったのは残念ですが、まぁ大人の事情が最大の理由であることは理解できますし、そもそも彼が登場したところで何れにせよとっくに前線を退くべき年齢に達してますし、代りに「ID4」当時はまだ幼かった義理の息子のディランがエースパイロットとして活躍してくれます。
あとヒラー父子にふれたのでついでに申しますと、「ID4」ではセクシーなポールダンス稼業でディランを育てていた母ジャスミンは、その逃避行に於ける経験によるものか軍人の夫人となった自覚によるものなのか(或いは加齢によるものなのか)「IDR」では看護師に転職しています。「IDR」を見た段階では判らなかったのですが共にVivica A. Foxが演じているのだそうで、この豹変ぶりは「スターウォーズ: フォースの覚醒」のレイアを遥かに超えるショックでしたw
で逆にデイビットの元妻で「ID4」では大統領補佐官を務めていたコニーは「IDR」の女性大統領に昇進したものと思い込んでしまったのですが、こちらはキャラクター自体が別人でした。
それ以外ですと「ID4」では「ケッセンハ、ヨアケマエダ」とたどたどしくはなす自衛官が登場しましたが、「IDR」には明らかに分る日本人は登場せず、控えめに日の丸をペイントされたヘルメットを手に取るパイロットの脚がチラっと映るのみ。代り(?)にこの20年間で成長した巨大市場を意識して、月面基地の勇敢な司令官と最後まで主人公たちと肩を並べて活躍する美人パイロットを筆頭に何名かの中国人が登場していました。
「ID4」で世界をひとつにした戦争の結果 人類が享受できたのは未知のテクノロジーだけではなく、共通の敵に備えることで国家間の争いのない友好関係であると描かれていた訳で、これは緊張の高まり続ける現実世界に対する風刺とも受取れます。


なお上述で「史実」なんて表現してしまいましたが、「IDR」も如何にもRoland Emmerich監督作品らしい娯楽作品ですのでご心配なく。
こんなコト申しますとファンに叱られてしまうかも知れませんが、私から見たEmmerich作品の特徴は、一見すると緻密に考証されている態でありながら些細なことに拘らないとでも申しましょうか、要はエンタテインメントに徹した印象を持ってます。或いは私が時折 表現する「ヒャッハー」な映画監督とでも申せばよろしいでしょうかw
例えばどんな危機に面していても登場人物たちは軽口を忘れず、またその前に家族や親友が玉砕していたとしても最後に勝てれば諸手を挙げて全身で喜んじゃうんですね。
これが日本人作品だったら散っていった仲間たちに涙を流して悔いるシーンが挿入されるところでしょうけれど、Emmerich監督の描くアメリカ人はとにかく前向きで底抜けに明るいのです。
「IDR」もその作品の特性上途方もない人々が無為に殺され、また主要人物も次々と非業の死を遂げていくのですが、でも映画を見終えた時にはスカッとしてるんですね。これがEmerich作品の特徴です。

「ID4」は随所に色々な作品へのオマージュやパロディが鏤められた作品で、「IDR」も「ID4」は勿論のことEmmerichファンならニヤリとさせられる演出も見受けられますが、そんな難しいことを考えなくても気軽にスカッと楽しめる作品でした。
ただ、現代でありながら現代じゃない時代背景や特に説明のない人間関係を理解する上で、「ID4」だけはおさらいしてから臨むことをおススメしておきます。
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なおこれは飽くまで私の個人的な感想であり妄想でもあるのですが、製作者はまだこの続編を構想しているのではないでしょうか。
と申しますのも私は「IDR」の結末に一抹の消化不良を覚えており、劇場を出たロビーで異口同音に「IDR」を讃える意見を耳にして違和感を覚えてしまったからです。

ではその違和感の根拠を述べたいと思いますが、ここでお約束のセリフを。
なるべく避ける所存ではあるものの、以下は例の如くネタバレを含みますので、これから「IDR」を楽しみにされているからはここで読み進めることをお止めください。
(c)2016 FOX
改めて申上げますが「IDR」は「ID4」の続編で、このテのシリーズ作なら後発の主人公たちの方がより困難な状況に追い込まれるのが本来ですよね?
実際「IDR」で攻めてくるエイリアン艦隊は「ID4」で攻めてきたエイリアンたちの本隊だそうで、「ID4」の母艦も直径数百kmに及ぶ巨体でしたが今回は大西洋を覆う(?)ほどの巨体です。
でも、今回の人類は「ID4」当時のエイリアン船の残骸や装備から未知のテクノロジーを得、また「次」に備えたことでそれなりの攻略法を得ていたこともあるでしょうけれど、「IDR」に出てくる戦艦は大きさこそ「ID4」の戦艦を凌いでいるのですが数は然ほどでもない印象で、「ID4」ほど苦戦せず勝利できてしまった印象←と申すべきか、映像は派手なはずなのに妙に小ぢんまりとしてしまっている印象なのです。
それと今回「IDR」中で明かされたことなのですが、この敵エイリアンは外宇宙で戦争中で、そのための補給先を求めて地球に侵略してきたのが「ID4」だったそうで、つまり、このエイリアン艦隊は数多ある艦隊の一部隊に過ぎないということです。
或いはこれも作品中のヒントとしてあったのですが、「IDR」で人類は別の科学文明とも接する機会があり、そこからも新たなテクノロジーを得てしまうんですね。
つまりその気になれば、敵エイリアンの戦争相手と同盟を結ぶことだって、敵エイリアンの母星に攻撃を仕掛けることだって不可能ではなくなってしまうのです。
…もちろん攻勢に出てしまえば「INDEPENDENCE DAY(独立記念日)」なんてタイトルはつけられなくなってしまいますけれど、でもマンネリ化を恐れなければ、今度は大艦隊が攻めてきたり、或いはその敵対エイリアンが攻めてくる可能性だって十二分にありますよね。

…それが面白い映画になる保証はありませんが…;
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