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「DANTE'S INFERNO」に興味津々 [ソフトウエア]

新年明けて初の更新です。
昨年末に購入したゲームソフトに感けて、こっちは完全に放置してしまっておりましたm(vv)m゙
遅れ馳せながら明けましておめでとうございます。
本来ならめでたい話で終わるべきなのかもしれませんが、今回はゲームを取り巻く倫理規定について、ちょっと個人的意見を述べさせていただきます。


ファミ通.comブックマーク」でも紹介されていますのでご存知の方も居られると思いますが、中世期イタリアの詩人ダンテ・アルギエーリの代表作「神曲」が、北米の大手デベロッパElectronicArtsによってゲーム化されます。
私がダンテの「神曲」の存在を識ったのは、名作コミック「デビルマン」の後書で著者永井豪氏ご自身によって「影響を受けた作品」として紹介されていたからでした。
実際 氏は「神曲」のコミック化にも挑まれており、また「デビルマン」のパラレルワールドとして描かれた「デビルマンレディー」に於いても主人公が「神曲~地獄篇」世界を旅する話が描かれています。

脱線が過ぎましたねA^^;
件の「神曲」ゲーム版ですが、日本でも「ダンテズ・インフェルノ ~神曲 地獄篇」のタイトルで、北米オリジナル版に1週間ほど遅れた2月18日にPlayStation3版とXBox360版が、翌3月18日にはPSP版が発売されます。
XBox360は未所有のため状況が判りませんが、PlayStation3版は北米PlayStationStoreで体験版が無償配信されています。


で、その体験版をプレイした感想は「日本でこのまま売れるの?」「でも下手に内容を刷新されたら嫌だな」と云うものでした。
基本的には「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズの模倣作とも云えるような痛快アクションゲームなのですが、英語が解らずとも冒頭からPTAや教育委員会そしてマスコミが槍玉に挙げる姿が容易に想像できるような表現が随所に散り嵌められています。
ゲームの主人公「ダンテ」は十字軍の騎士と云うことになっているのですが、
基本操作を憶えるチュートリアルでは異教徒(=人間)を次々と斬り殺し、
遠征を終えて帰った自宅では暴行の末に惨殺されたと思しき妻「ベアトリーチェ」の亡骸に迎えられ、
妻の霊体を追った先の教会で悪霊(?)に犯される妻のあられもない姿を見せられると。
ついでに申しますと「ファミ通.comブックマーク」をご覧いただけば判り易いのですが、この作品、女性の乳頭が描かれているのです。
そして、体験版では地獄の入口に辿り着くまでしかプレイできませんでしたが、舞台が舞台だけに行先には「愛欲」「貪欲」「暴力」など倫理規定に挑戦するようなタイトルのステージが続々と待ち構えています。

ご存知の方も多いと思いますが、日本で発売されるゲームソフトは極端な暴力表現や性的表現を避ける傾向があり、日本版への翻訳作業に於いて、例えゲーム進行に重要な項目であってたとしても内容を刷新されることもしばしば、あげく有害図書指定を受けてしまうこともあるのです。
女性の乳房なんてもってのほかで、過去の作品では下着姿さえ規制対象になる場合も多々ありました(←なぜかキワドイ水着姿はOKなんて不思議な現象もあるのですけれどw)。

もちろん「ゲームに暴力や性が必要であるか」の問いに私は「No」と応えますが、では「ゲームに暴力や性は不要であるか」と申せば、それに対する応えも「No」です。
なぜなら性表現はまだしも暴力表現を一切否定したゲームソフトは、あまり存在していないからです。
例えば老若男女を問わず知名度バツグンのゲームキャラクター「マリオ」。
彼の出世作と称しても差支えない「スーパーマリオブラザーズ」はギネスブックに記録されるほどの大ヒット作であり、彼の出演する作品は現在でも多くの人々に親しまれていますが、実際に彼がそれらの作品中で何をしているのか思い返していただければ、私が何を申したいのかお解かりいただけるでしょう。
ご存知の通り彼は、身長の数倍も飛び跳ねることの出来る驚異的な運動能力を誇ります。
そんな彼が(可愛らしい映像表現と軽快な音楽に誤魔化されていますが)囚われた恋人「ピーチ姫」を助けるためとは云え、道中でただ歩いているだけの小動物たちを次々と踏み倒したり火球を投げつけ押し退けながら突き進んで行くのです。←得意のジャンプで避けることもできるのに(!)です。
現実にこんなことしたら間違いなく動物虐待で、訴えられてもおかしくないですよね。
でも「マリオ」の暴力表現を「残酷だ」と揶揄する人は(おそらく)いないでしょう。
実際にはゲーム進行上必要な「必要悪」なのかも知れませんが、「マリオ」のそれは当然な行為として「必要悪」としてさえ認識されていないのではないでしょうか。
勇者が他人の部屋を物色し棚から金品を盗んでも・王の依頼で悪の城から救出した姫と宿に泊まって「昨夜はお楽しみでしたね」と主人に云われたり町村の女性に「ぱふぱふ」して貰っても、倫理に反するからと「ドラゴンクエスト」を有害図書に指定する自治体も(おそらく)ないでしょう。

ではなぜ過去に表現を規制されたり有害図書指定されたソフトが在るのか。
何を措いてもまずは昨今のゲーム機が実写と見紛うほどの表現力を得ていることが挙げられるでしょう。
傷つけば血を流し・脱がせば裸になるという本来なら当然の事実を表現した際のリアリティが、ファミリーコンピュータの時代とはぜんぜん違います。
そして斯様な表現を極端に嫌う第三者がいることも事実です。
ではなぜ、殺陣やラブシーンのある映画やドラマは規制対象にならないのでしょうか?
いくら世の要求がマイルドになったところで、誰も死なない時代劇やどこまでもプラトニックなラブストーリーが求められるとは思えませんよね。
結局は「大人」にとってよく解らない「ゲーム」や「マンガ」だから、あからさまな表現に限って規制されているだけなのではないでしょうか?
八頭身のキャラクターが傷付いて血を流すのは残酷に映っても、2.5頭身の配管工が次々と無抵抗な小動物を踏み潰しても残酷に映らない気がするだけなのではないでしょうか?

「子供が真似するから」とただ規制するのではなく、むしろ暴力が招く痛みを教えることこそ重要であるとは思いませんか?←程度の問題は残りますがA^^;
本当に子供に見せるべきでないものなら、子供の目に触れないようにすることは、大昔から保護者の務めだったはずで、ゲームの場合、その判断基準となる審査機関が存在しているはずなのに、実態を調べようともせずただ側面だけ捉えて声高に叫ぶ外野が多過ぎます。
保護者は文字通り子供の「保護」者として子供に与える情報を管理すべきですし、それを第三者が声を荒げて、大人相手のビジネスにまで規制の手を拡げさせるのはナンセンス以外の何物でもありません。

と云うことで本来なら「大人」が推奨すべき文学の大名作を原案にした「ダンテズ・インフェルノ ~神曲 地獄篇」が、どこまでの表現を再現できているのか、非常に興味津々なのです。
…願わくばオリジナルに忠実なローカライズ版でありますように…。



HDで緻密に描かれた据置機版にすべきかどこでもプレイできるPSP版にすべきか思案中ですが、入手できたらまたレポートしますv^^
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コメント 1

耀騎

やっぱりと申しますか、日本版ローカライズに際して表現をマイルドに「削除」されているようですね。
そしてもうひとつ残念なのは、セリフが全て日本語吹替え版になっていること。
http://dantes-inferno.jp/news/index.html#diff
まだ予約していないことですし、購入するのは並行輸入版にしようかしらorz

こうなると「God of War」の方も気になってきました…。
by 耀騎 (2010-02-16 15:19) 

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